林邦史朗は、NHK大河ドラマを筆頭に50年以上もの長きに渡り「殺陣・武術指導」として活躍をし続けた人物です。
まだ日本には「スタントマン」という言葉すらなかった時代から「スタント集団(若駒冒険グループ)」を結集。
亡くなる一月ほど前まで、生涯を現役で・・・殺陣師としても武術家としても。
そして、役者としても邁進をし続けた、この業界のパイオニアでした。
生前は、その長きに渡る芸能生活の中で「殺陣やアクション」はもちろんの事。
馬術や弓術、忍術など、あらゆる伝統武術の研究を続けて来ました。
・・・その豊かな知識と経験と、確かな技能から生み出された「役を、より活かす殺陣指導」は、各界から今も大変高く評価をされています。
後進の育成にも、積極的に取り組みました。
若者達の技術を伸ばす「演武を想定した、独自の稽古方法」も、林邦史朗はまた数多くを編み出しました。
それが「林流殺陣」で、2018年末現在で「教育DVD」が16本出版をされています。
その他、今も実在する剣術や柔術についてなど、殺陣や時代劇で必要とされる知識についても、後世に伝える資料として数多くを書き残しました。
このHPでは、林邦史朗の研究成果や稽古様式の目録を公開し、映像や文献などを整理した上で必要な方には有償で申し受け、後世に伝える事を目的の一つとしています。