もーう台風ばっかり、日本列島に来る来る・・・!
この8月は一体、どうなっているんだーいっ・・・!と叫んでいる今日この頃の、私こと山野亜紀ですが、みなさん、いかがお過ごしですか?
・・・先月、膝を腫らしてからはや1ヶ月経過・・・。
お膝さまの方はお陰さまで、膝を付く以外の運動は出来るようになりましたっ。 (^_^)v
水曜日の殺陣の稽古には、もう参加をしている私です。
1度目の稽古では前蹴りなど、スナップを利かせた蹴りの稽古や、板の間での正座はやはり辛いトコもあったのですが★
2度目の稽古ではそれも克服し、じわりじわりと、無理をせずにリハビリがてらの稽古をしています。
●・・・ところで先日、TBS放送の「はなまるマーケット(注:1996年~2014年まで放送)」を見ていたのですが。
女子プロレスラーの「ジャガー横田」さんが、旦那さんと出演をしていらっしゃいましたのですが、この方の旦那さんは何と(!)
東大病院の、外科の先生なのだそう。(注:2004年当時のお2人は、まだ新婚ほやほやのカップルでした♡)
・・・ちなみに、かのお方の専門は「大腸ガン(!)」
「大腸ガン」というのは、ガンの中では死亡率の少ない部類に入るのだそうですが、これは手術をしても、人の腸というモノは何メートルにも渡るモノらしく、転移を防ぐ為に長めに斬ってしまっても、その後は洗ってそのままお腹に収めてしまえば、自力で元の位置に戻っていくのだとか★
・・・最近では、もっと手術も楽になっていると聞きます。
内視鏡で、その部分だけを取っちゃうんだそうですね。
お腹を開くよりは、本人も負担が少なく済むのだそうです。
●・・・ちなみに、私の亡き父のお話の事なんですが★
父は、石原裕次郎さんや夏目雅子さんが亡くなった当時(注:1987年頃)に、彼らと同じ「ガン」という病気で、同じ病院で入院・手術を受けておりました。
・・・その当時の父の検査や、術後の様子を見て知っているので・・・仕方のないことですが、今だったら、とっても楽に行えたのにと、思います。
・・・本当に、技術の革新には驚かされる今日この頃ですよね。
●さて、そのジャガー横田さん。
先日初めて「肋骨」を、折ってしまったそうです。
・・・そこは、東大外科医の旦那さん。
奥様に対して、「大・安静!!」を希望したとのお話でしたが、そこは・・・現役の女子プロレスラー(!)
「医者の言う事を聞いてちゃ、プロレスやってけないんだよっっ!」
・・・と言って、ガンガン、リハビリを開始しているそうで・・・。 (^_^;)
確かに、医者という人種は「とにかく安静!」を訴える方が多いです★
・・・私が通っていた整形外科のK池先生も、そういった方の一人ですし。
また、小説家の栗本薫さんが乳ガンの手術を受けた時にも、お医者さんはそう仰っていたそうです・・・が★
乳ガンはその当時(今もそうかな?)ガンが転移しそうな場所まで、広い範囲で摘出をしてしまうので(!)
・・・乳房から腕に繋がる筋肉までも、そのエリアに入ります。
栗本さんのお医者さまは、まずは傷の回復を待って(!)
・・・それから(腕を動かすなどの)リハビリを勧めたそうですが、それを待っていると、使わないでいる筋肉って、どんどんと堅くなってしまうのですね・・・★ (・_・;)
●栗本さんはリハビリがてら、ワープロを使って仕事をしていた所、思ったよりも早く腕が回復をしたそうです♡
・・・そして私の場合も、林先生より、
「たとえ1週間位でも、曲げる事をしていないと、関節だって自由には曲がらなくなったりするから・・・」
と、聞いていたので(!)
・・・K池先生には申し訳なかったのですが、無理をしない程度に屈伸のリハビリをしてました。
・・・本当は、腫れが引いて熱を持たなくなってから・・・という所を、呼吸法を取り入れて、ゆーーっくりと、曲げたり伸ばしたりとしてましたっ。 (^_^)/
●・・・でもまだ、外傷は良いのです。
林邦史朗先生率いる「プロダクションの正規メンバー」は、スタントマンの集団でもあります。
・・・ある日、こんな事故がありました。
バイクに乗ってて、急に自分の右横のダンプカーが、ウィンカーも出さずに左折(!)
・・・ダンプの運転手さん、バイクが小さかったから見えなかった(!)そうなんです・・・★★★
で、バイクに乗っていたのは先生のプロダクションの竹田寿郎(ひさお)さん。(注:2012年に、胃ガンで亡くなられました・・・)
そのままでは、死んじゃうから(!)
・・・・・・・・・この台詞がまず、一般人からは出ませんよね・・・。 (^_^;)
まずバイクを、横に倒したのだそうです。
左に倒す為に、まずは左足を抜こうとしたのですが、何かに引っ掛かってしまったらしくて、すぐには抜けない(!)
・・・それでも、何とか引き抜いたのですが、時すでに遅しで左腕は骨折。 (>_<)
・・・ちなみにバイクは、そのままダンプの下にまで滑り込んでしまい(!)暫くダンプの下で回っていたんだそうです・・・★★★
・・・で、ダンプは暫くしてから停止をしましたが、バイクの方は見事に大破(!)
それでも両者保険に入っていたので、取り敢えずは良かった・・・。
外傷の場合は、見舞いに行っても話も出来るし、全てが明るい!
●・・・ところが、頭を打ってしまっては、本当に大変なのです・・・。
頭は、人間の行動や感情を司る部分です。
だからこそ、ちょっとしたおフザケ心が原因にしても、何にしても・・・思いもかけない、不幸をもたらしてしまうのです・・・。
林邦史朗先生のお弟子さんにも、若気の至りで(???)
トランポリンでのバック宙をしていて頭から落ちてしまい、頚椎をおかしくして辞めていった人がいたそうです。
どうしてもこの技が出来るようになりたくて、一人で稽古をしていてそうなってしまったのだとか。
・・・またお酒を飲んだ勢いでバック転をして、案の定、頭から転落した方もいました。
その方も、稽古場をを去って行きました。
●またアルバイト中の事故で、辞めていった方もおられます。
ホテルやビルの窓拭きのバイトをしていて、うっかり7階から転落してしまったのです。
そこはそれ、林先生のお弟子さん・・・という訳でもないのでしょうが。
下に木があったとかで、それに救われはしたのですが、頭を強く打って(!)しまったのです・・・。
それでも、一般生活には支障はない程度に回復もしましたし、運良く麻痺もありませんでした。
回復してしまえば、この仕事が大好きな本人の事。
もう一度現場に戻りたくって、林先生の下に帰って来たのだそうです。
・・・でも、彼には無理でした。
平素は明るいし、何でもこなすし、一般人と何ら変わる所はないのです。
でも、本番を向かえると・・・。
彼は、大声で叫びだし、パニックに陥ってしまうのです・・・。
本番にパニックになられたのでは、撮影にはなりません。
彼も結局、この場を去っていったのだそうです・・・。
●立ち廻りは、様々な要素を含む「お芝居」です。
最近は、昔より大分減ったそうなんですが、例えば高い場所から落っこちるとか、7メートル下の滝壷に飛び込むとか。
・・・そういった仕事に、憧れを持つ人も少なくありません。
ですが、憧れだけで高い所から落ちては、本人の幸せはありません。
それは確かにマットを敷いたり、いろいろ対策は講じてはいるのですが、そこは・・・撮影現場なので(!)
ちょっとやってみて、上手くいったから本番で大丈夫(!)と思うのでは、まだ早すぎるのです・・・。
立ち廻りの稽古でもよくありますが、その時には出来た(!)としても、次の技を稽古してみて。
またその後で「お浚い」をした時にはもう、前の技をすっかりと(!)忘れてしまっているようでは、会得したとは言えません。
また、本人的には出来てる積り(!)でも、実は人からはそう見えない・・・と言うことだって、とてもよくあります。
●結局やっぱり、稽古というものは、普段の積み重ねの部分が多くあって、そういうものの集大成が、現場なのです。
・・・そういえば、金メダルを取った柔ちゃん(注:谷亮子選手・・・旧姓田村選手は、2010年に引退されました)が、仰っていたのですが★
試合に出るのも大変だけど、そこまで持っていく練習の方が大変(!)というのと同じという事ではないでしょうか。
・・・しっかし、それにしても人間ってのは、たった一箇所怪我をしただけでも結構いろいろと、ウザいものなんですねぇ★
私も今回ばかりは、お膝さま☆の為に、忍耐の女になりました。 (´。`)
・・・ですがもしかして、お医者さんに止められていたビールの解禁が、早かったから・・・?
だから膝の治りが、遅かった・・・?
それとも、早く始め過ぎたリハビリとか、早すぎたサウナ(私は2019年現在も、サウナに目がない♡)の解禁とか。
・・・炎症の時って、体を温める行為はご法度なのだそうですが。
結構に・・・私、勝手を致しておりましたような・・・。
それで、膝の治りが遅かった・・・???
まだまだ、暑い夏が続きます。 (^。^)y-.。o○