皆様、あけましておめでとうございます。
今年(注:2009年)はいよいよ、林邦史朗芸能生活50周年記念公演「名残~NAGORI~」を開幕する年となりましたっ!
なので、暮れもドン詰まりな時期(正式には、12月28日)に一次オーディションを行いまして、一次に通ったメンバーのスケジュールを摺り合わせながら、二次オーディションに向かう準備をしつつ、年を越しました!
それとはまた別に、NHKの教育番組「ヒミツのちからんど」という番組にも携わり、実はとっても多忙な年末年始なのでした・・・っ! (^0_0^)
こちらは、1月31日と2月7日(前後編)の放送(注:2009年)になりますが、まったく未経験の子供たち(のぶひろ・ゆい・あつし)が番組曰く、「ちからマスター」に教わりながら、色々なモノを習得していく・・・という番組。
「全く出来ない」から、「ここまで出来た(!)」を収録していくのは大変で、冷暖房のない道場で子供たちに殺陣の稽古をさせていくのは、なかなかな事でした。 (-"-)
前半は、林先生から「殺陣のテクニックを習得する」をテーマに。
後半はいよいよ、子供たちが悪者(これが、林先生と私達★)をやっつけるという、ドラマ仕立の番組でした。
●一応、番組のHPでは・・・こんな風に書かれています。
「チャンバラパワーを引き出そう!」前後編・・・からだのちから★
誰もが、一度はやったことのあるチャンバラごっこ。
実は、時代劇のチャンバラには、あらゆるスポーツに通じるヒミツの力がかくされている!
それが、「体の軸(じく)」。
チャンバラの基本(きほん)である体の中心の軸を意識(いしき)して使えば、どんな動きをしてもぶれず、大きな力を楽に出せるようになる(!)
番組では、子どもたちがチャンバラを通して、体の力を引き出す技を学んでいく様子を2回シリーズで紹介。
その成果(せいか)は、ちからんどオリジナルの時代劇で披露(ひろう)するよ!
【ちからマスター】 林邦史朗さん:(殺陣師 たてし)
安田登さん:(能楽師 のうがくし)
●さて、そんな年の始まりだったのですが★
しかしながら、お正月くらいは、実はゆっくりと休みたい・・・っ! (T_T)
でもでもっ、6日から仕事なので、そうはゆっくりのんびりもしてはいられない・・・っ。 (-"-)
そんな訳で、血の繋がった兄と2人、伊豆の温泉旅行に行く事になりましたっ!
今回は、そんな旅行記になりますが・・・1月3日からの、かわいらしい一泊旅行です。
それも昨年・一昨年に引き続いての、伊豆は松崎町の「雲見温泉」の「長右ェ門」という宿です。
民宿だからこその、小さいお風呂ながら、天然温泉・源泉掛け流しがお気に入りで、お食事もおいしく、ちょこっと通い詰めておりますが、来年はどうしようかなぁ。 (^0_0^)
●今回は「中央高速」を突っ走り、一路「河口湖IC」へ。
昨年は熱海回りでしたので、今回は気分を変えて、富士山を拝みながら伊豆に行くそうで。(ルートを決めるのは、いつもながら・・・兄のお役目★)
そして、「旧・鳴沢村」の「紅葉台」の展望台まで行きましたが、頂上から「富士山」はもちろん、精進湖やら本栖湖や樹海やら、南アルプスなんかもよく見えました。
その後、兄のたっての希望で河口湖畔に最近出来たという温泉へ。 (^_^)v
「天水」という名の、日帰り温泉でした。
そして、ちょいと腹ごしらえをしたのは「宝刀屋みさか路」さん。
山梨名物「ほうとう」や、「富士五湖」産のわかさぎのフライ、馬刺しなんかも戴きました♡
・・・ドライブインという奴ですが、店主がかなり凝り性なようで、「アジア・アロワナ」魚の水槽が店内に5~6個あったり、メニューにも、店主の息子さんのオタクな自慢がしみじみと書かれています。
店内にはやたらに、やれ高級イタ車やら、「ランボルギーニ・カウンタック」やら、「リムジン」なんかが展示されていて、そうかと思えば・・・今度は廃材で作ったエイリアンだか、ちょっと想像を絶するコレクションの数々の展示が・・・★ (^_^;)
しかもその、店主の息子さん(!)
牛の着ぐるみをて、ローラースケートで、お客の呼び込みをしているという・・・。(何故に、牛!?)
・・・まぁ、商売熱心という処なのでしょうか。 (^0_0^)
さて、ここでちょいとゆっくりし過ぎた感もありまして、毎度ながら(海辺の民宿なので、ホントは夕食が6時くらいなのですが、
「車が混んで・・・」
との苦しい言い訳を信じていただき、なんとか一風呂浴びてからのお食事タイムとなりました。
そして民宿ゆえ、3が日にしてはリーズナブルなお値段で、夕食には新鮮なイセエビや鮑の付いた「夫婦万船盛」(これが望みなの☆)
そして、翌朝は7時半に朝食でしたが、鯵の一夜干しが美味しかった~っ!
もちろん、お土産に買いました。(^_^)v
そして、帰りは「土肥温泉」にある、「がん附天正金鉱」を見学。
昔、中学校の夏休みに家族で来て以来ですが、妙に早口の案内のおじいさんの説明にウケてしまいました♡ (^◇^)
また、当時の金銭感覚を現代に再現する資料として、以前NHKの教育番組で仕事をしたことのある「武士の家計簿」の紹介があってまた、妙になつかしくって、ニヤニヤしてしまいました。 (注;2010年には、堺雅人・仲間由紀恵主演で映画化にも♡)
金鉱の入口では、みかんを戴いたりして・・・のんびりとしていたところを、急に防災無線が入って来て駿河湾には、地震による津波注意報波の発令が・・・。
ニューギニアの地震だったそうですが、その音の緊迫感に、ドッキリでした。 (^_^;)
●今回の旅では、特別に(!)
NHK大河ドラマの第4回目作品である「源義経」で、義経八艘飛びのシーンを撮影したという・・・大瀬崎という場所にも寄ってもらいました。
最近ではすっかり、ダイバースポットとなっているようで、大瀬神社などがあり、お詣りをしました。
・・・こうして旅は終り、「沼津」の市街から高速に乗って帰ろうという事で、道路を見ると早くも、渋滞の気配・・・。 (>_<)
お昼に軽く、お蕎麦でも食べて早く帰ろう。
・・・と思い、「沼津IC」近くの「さくら庵」というドライブインに入りました。
すると、入ったとたんに店のお母さんが「お客さん初めて・・・?」との挨拶が★
それから、お母さんはいきなり他のお客さんの為に持って来ていた「大海老天ざる蕎麦」を見せながら、えんえんと語り出したのです・・・。
「お客さん、わたしはオーナーなんですがね、今ね、日本人の90~95パーセントが食べてるのが養殖モノの海老なの!
でもね、うちの海老はホンモノ、100パーセント天然物!
でね、今日これをおススメするのは、いつもより500円も安くしてる(!)からなの!
それには訳があってね、天然海老を何日も置いておくと、鮮度が落ちて宝の持ち腐れ(!)になるわけ。
だから、サービス!
もう、うちは足が出てもいいからとにかく、この海老を食べてほしい訳」
・・・その、流れ落ちるような説得に、私も兄もタジタジ・・・★ (>_<)
しかもそこから、またも滝は流れます。
「それから、海老天丼も、たれは週に一度、こだわりのタレを仕入れているから、他とは味が違うの!
うどんは、天然小麦粉100パーセントで、蕎麦は臼碾きの手打ね。
特にうどんは、食の細い91歳のおばあちゃんが、ぺろりと平らげた程の、こだわりの逸品なのっ!
だから、お客さん、お二人なら是非、海老天そばと、海老天うどんを取って、食べ比べてみてね、絶対に満足するから!ねっ!!」
・・・昨今、これだけの大口上を繰り広げるお店に出会った事がないのは、言うまでもありません・・・★
お母さんは時間柄、次々と入ってくる客が一見さんとみるとまた、あの口上を繰り返していますが・・・うーむ、熱心っ!
兄なんか、
「しっかし、日本人の5~10%しか口に出来ないような貴重な天然海老を、宝の持ち腐れだからって、そんなにぼんぼん売りさばいて、大丈夫なのかいな~・・・」
などと言っていましたが、言うだけのことは確かにあって、海老は超特大(!)でした。
立ち食い辺りだと、10センチ幅の海老天のうち、コロモが半分・・・って事がありますが、ここのデカ海老は、隅から隅まで海老♡でした。
うどんはもちもち、蕎麦はしゃきしゃき、お土産に天かすも戴いて、天ぷらについてたカボチャが美味しいとオーナーに言ったら、土地のカボチャなので、今度この店に来てくれたら1個くれると言っていたけど・・・ぬ、沼津には多分、来れないな~・・・。 (^_^;)
そんなこんな年明けとなりましたが、今年は林邦史朗芸能生活50周年記念公演が行われます。
私も出演兼プロデューサーとして頑張りますので、応援して下さると嬉しいです。 <(_ _)>