6月も、もう終われば世間様は夏・・・?
なんだか梅雨に入ったかと思えば、さしてあんまり雨の降らない東京の空模様ですよね。
5月・6月は変革の季節なのか、私はとうとう・・・亡き母の遺したベッドを処分しました・・・っ!
このベッド。
彼女がいよいよ、畳に布団の生活が耐えられなくなったようで、それまではさんざん嫌がっていたのですが。
「やっぱり、ベッドで寝起きした方が、体に負担が掛からなくって良いかしら・・・」
と・・・言い出してからが、大変でした。 (^_^;)
あらゆるベッド製作業者からパンフレットを取り寄せたり、家具販売店に車を飛ばして見に行ったり・・・★
今まで、たくさん、たくさん頑張って働いて生きて彼女の買い物ですから。
「お母さんが楽なように、どうせなら電動式の良い奴を買おうよ」
と私たちが言うのを、どうも・・・彼女の美学には合わなかったのか、
「どうせ、そんなに長く使いやしないわよ」
と言って、家具量販店で「1万9千8百円!」で、買い求めた品でした。
そしてホントに、このベッドを(他界してしまったので)1ヶ月とは使わなかったんですね・・・。 (^_^;)
●その年(2006年)は、私は家の整理作業で忙殺(あの遺品とか、何とか★)
このベッドの方も、一応は。
「勿体ないから・・・」 (>_<)
という理由で・・・私が使うようにはなったのですが、どうにもシングルベッドの生活は身に合わぬよう★
それでも我慢して1年半使いはしましたが、仏壇に手を合わせて処分する事に致しました。
ベッドを処分してからは、仕事場(兼自室)もすっきりして、使い勝手が良くなったみたいです♡
押入れの物を出入れするのに、いちいちベッドを乗り越えなくて良いので、なんだかとっても幸せになりました。 (^_^)v
●さて、ブログなどでは公開をしているのですが・・・林邦史朗氏。
20歳から始めて、そろそろ芸能生活も50周年も迎えたとの事で、記念に舞台公演を行う運びとなりましたから、こうなったら私も張り切らなくては・・・っ!
公演場所は、「前進座(武蔵野市吉祥寺)さん」(注:この劇場は、2013年に閉館になりました)なのですね。
前進座劇場は、亡き母が・・・日舞の発表会で、お世話になっていたり、私自身もミュージカルやジャズダンスの発表会でお世話になった事があります。
林さん曰く、「歴史に残る、武劇ショーを主体とした舞台にしたい」と申しておりますので、皆様も応援、宜しくお願い申し上げます・・・っ!
そんな舞台を前にして、林さんには★
「自分が創始した・・・21世紀に向ける武術を、世間に広めたい」という、夢があります。
今までは「林流 護身術」と呼んで来たのですが、どうにもこの・・・護身術という言葉(!)が悪いのか。
やってる内容は、体力に満ち溢れた方から、力のない女性やお年寄りまで。
多種多様に、ケース・バイ・ケースで、身の程にあった実力が付くという・・・実に理想的な体術であるにも関わらず、どうもあんまり魅力が感じられないらしいような・・・。 (-"-)
「護身術という言葉の意味」でいえば、例えば太極拳や柔道、ムエタイだって「護身術の一つ」なんですが、多分これらを、本当に身に付くまで頑張るって考えると・・・。 (゜-゜)
例えば、とっさに必殺技を下せる位に頑張れれば、おそらくこういった武術も護身の為に・・・何らかの役に立つのかも知れません。
「でも、こういう武術を習ったとしても、果たしてこの私に出来るかしら・・・?」
ドラマや、ゲームの中なんかでは、こういった武術を使って戦う女性主人公もいたりしますが、実生活の中ではゲームの様に自分がそのように動けるとは・・・。
●そういった声を聞いて・・・私も考えます★
いかにHPやブログなどで、「誰にも、すぐ出来ま~す♪」とか。
「今日から、出来ます! どんどん参加してみて♪」・・・などと宣伝をしてみても、これはやっぱり信憑性がないような気が・・・して来ました★
大体、大抵の武術や下手をすると立ち廻りのHPでだって、「護身の役に立つ!」など書いてあるモノもありますし・・・っ! (^_^;)
・・・おそらく「護身術」という文字に、信憑性がないから、悪いのでは・・・? (--〆)
私こと山野亜紀は、いよいよ・・・悩み続け、とうとう一つの答えを出してみましたが、いっそ・・・こんな名前ではどうでしょう?
「林流 侍とニンジャ☆体術」
流派も国柄も関係なく、日本の侍や忍者の叡智が詰まりまくった体術、という意味です。
日本には、まだまだ素晴らしい武士の知恵が、力強く息づいている国だと・・・私は思っています。
それを次世代に伝えていく為に、また来年7月の舞台にむけて・・・林先生の教えを広める為にも、と「林流 ニンジャ&サムライ体験(!)ワークショップ」(注:2008年~2016年まで101回開催しました★)を開催する事に決めました♡
●さて、私がHPの制作を始めて、早5年になります。
立ち廻りを続けていく内に、もしかしたら林さんの武劇ショーを、音楽の方でも盛り上げられたら良いかと願い、地唄の一流派である「宮城流のお筝や三味線」も、習い始めました。
ところが最近先生の方から、お稽古をお断りされてしまったのです・・・。 (T_T)
今年(注:2008年)の発表会は、いつもの年よりも大掛かりにすると、先生の先生(・・・つまり、大先生★)が頑張っているらしく、また・・・この大先生も、つい昨年(!)
なんと、心臓の大(!)手術を乗り越え、まだ尚一層頑張っている・・・という、これまた(私は、全く知らなかったのですが★)宮城流の創始者、宮城道雄先生の薫陶を受けた先生(女性!)だったそうなんですね。
宮城道雄先生は明治27年生まれで、昭和の31年まで生きておられた方ですが★
2008年は、流派の45周年記念の舞台という事で、先生は何だか・・・ずいぶんと難しい曲を演奏するように言われてしまったとかで、もぉもぉ、彼女自身が自分のお稽古で精一杯に(!)
最近では、たとえ師範の免状を持っていた(!)としても、邦楽を教えて、お弟子さんを育てるよりもパートで働いた方が稼ぎになるわ、と。
・・・都心はともかく、地方は特に新弟子の数も少ないのだそうです。
何より、子供のお稽古事としては、邦楽は人気がないのでしょう・・・。
学校教育では、小学校の高学年から、三味線や箏を取り入れるようになったと聞いていますが、邦楽が難しいってのは、私にも思う処があります。
・・・何しろ邦楽は、一口に三味線といったって、長唄は長唄用の三味線を使ってのモノだし。
津軽三味線なんか、長唄の三味線よりもっと大きいですし、撥を当てる位置すら他の流派とは全く違うんですもんね★
・・・何より、同じ地唄三味線で演奏するのに、生田と山田流(共に、地唄の流派なのに★)では、三味線の使う糸までも違うらしいですし・・・むずかしい★ (゜o゜)
●はてさて。
不景気が叫ばれる世の中ですが、「勝ち組・負け組」なんて言葉が横行する日本です。
でも・・・大事なものは、まだまだこの国にも残っているはず(!)
その大切な叡智を、次世代にも伝えて行きましょう。
「林流 サムライ&ニンジャ体験ワークショップ」では、望めばたくさんの技を学べますが、実際には「好きな技を1つだけ体得!」すれば良いのです。
咄嗟に使える技を使うチャンスは、そうは多くはなハズ。
・・・大切な日本文化の一つを、どうぞお宅まで持って帰って戴きまして、お友達や仲間にそれを教えてあげて下さい♡ (^_^)/
・・・たとえば、「折りたたみ傘くらいの長さのソフト棒」をナイフに見立て、1対1で戦ったりも致します♡
ナイフですから、どこを斬られても刺されても「1本」です。
一生涯に一度くらい、こんな事をしてみると、いかにとっさに(!)
身を守る事が、むずかしいかが判ります!
ぜひ、そんな体験をしてみて戴けたらと思います♡ (^_^)v