八重桜も散り始め、東京はすっかり新緑の季節ですね。
世間並みな生活を送っていたら、今頃お花見も終わって、落ち着いた季節を迎えている・・・筈なのですが(!)
私こと山野亜紀の家ではまず、プリンターが再び壊れました・・・。 (^_^;)
諸々考えるに、ここは一発・・・仕事場の環境を今の状況に対応をさせなくっては・・・っ!!
振り返ればここ5年、PC1台、プリンターはカラーが1台に、モノクロがFAX対応型で1台の仕事場環境だったのです★
・・・さすがにもう、変え時を迎えたと言ってもよいでしょう。
プリンターは取り敢えず、WindowsとMAC(昨年末、買いました)対応で、カラー・FAX・スキャナー対応のレーザープリンタに。
今までは、ご家庭用のものしか使っていなかったのですが、今度からは業務用の機種になります。
また、当事務所では現在、PCのインターネット契約は1家で1台(!)という設定になっていたのですが、スピードネット(東京電力が提供するプロバイダ)が、私に何の断りもなく(!)勝手に業務撤退をすると仰る。 (-"-)
・・・普通、こういった場合は例えば、次なるプロバイダさんを斡旋するとか。
はたまた、その系列の営業マンさんがお謝りの挨拶を入れたりするとか、何かあるのではないでしょうかっ?・・・と、思いきや★
スピードネットさんでは、そういった事は一切なさらないと・・・あっさり、言われてしまいました。 (^_^;)
世の中の営業マンさんは、一体何をしているのでしょうか・・・???
●さて、自力でネットなどで検討するのは結構、困りました★
プロバイダの数も多いですし、1から始めるとなると結構、悩みますよね。 (-_-;)
結局、PCも5台対応できる・・・との事で、やはり東京電力系のプロバイダに変えました。 (でも工事は、5月になるのですって~っ★) (;一_一)
家族3人でまぁ、5台もPCは使わないでしょうけれど、ご家庭用プリンター(インクジェット式)と2台も使えば、今の仕事の環境としては、取り敢えずはまずまず。
私が今手掛けている仕事も、そしてマネージャー家業(注:林先生のプロダクションの業務も当時は兼任していました★)のプロフィール制作も、このプリンターなら何とかいけるでしょう・・・♡
・・・ご家庭用のプリンターではやっぱり、時間も掛かるし★
カラーインクの出が上手くなかったりで、随分紙も時間も無駄にしてきたものですから、これでお仕事のストレスも格段と減るいうもの。
でも、新しい機械に慣れるというのはやっぱり、ちょこっと大変かも(!)
(マニュアルだけで、20センチくらいの暑さが・・・あぁ、考えたくない) (^_^;)
●さて、今回はお楽しみ。ヤクザさんのお話です。
清水次郎長(しみず・の・じろちょう)と言えば、広辞苑によると・・・幕末は維新期の侠客。
駿河清水港の人で、本名は山本長五郎。
任侠をもって鳴り、晩年富士山麓の開墾に力をつくした(1820~1893)・・・ と、あります。
山岡鉄舟(やまおか・てっしゅう)と、晩年を懇意に過ごした・・・と、とある番組で見た事があります。
その時、観ていて楽しかったのが、「(山岡)先生の手紙には、漢字が多すぎて良く判らねぇ・・・。どうか、平仮名を増やしておくんなせぇ・・・」
との依頼を受けて、済まなかったとばかりに快く、山岡鉄舟は平仮名ばかりの手紙を書き送るようになったのだとか♡
この鉄舟さんはやっぱり、幕末・明治の政治家さんでなんと(!)無刀流の創始者であると、広辞苑にあります。
無刀流って、現在もちゃんと残っている流派なのですよね。(^_^)v
たくさんの流派が時代の流れの中で絶えていく中、こうして無事残っているものもあるというのは、嬉しいものです。
●・・・って、ですから今回は、ヤクザさんのお話です。
ヤクザさんとはいっても、時代劇に出てくるヤクザさんのお話で、現在のヤクザさんとは何ら関係はありませんので、ご了承を。 ヽ(^o^)丿
さて、ヤクザさんのイメージと言えば、博打うち。
ヤクザさん同士で、丁半・博打三昧の日々を送っている姿なんかを、よくテレビで見掛けますよね。
壷を振っている人が目立つので、何となく『壷振りだけが、現場を取り仕切っている』ように見えますが、実はそうではありません(!)
「壷振りさん」は、あくまで壷を振るだけの人。
壷振りさんが、例えばお客様の札に触ったり、声を掛ける事はありません。 (゜_゜ )
丁半博打場の、奥の方を覗いて見てみましょう。
時代劇で言えば帳場のような場所があって、そこに偉そうな叔父さんが座っています。
その方の職名を、代貸(だいがし)と言います。
ちょっと見には・・・番頭さんのようにも見えますが、遊びに来たお客さんはまず、この場所でまず現金を札に変えてもらうのです。
・・・そういえば、ルーレットなどでも・・・まず初めに現金をコインに替えてもらいますよね?
あの要領です。
●それからお客さんは、思い々々の場所に座って、賭け事を始めます。
サイコロの目を2個分足して、奇数であれば「半」で、偶数であれば「丁」となります。
・・・私も「ピンゾロの丁(1と1の目)」と「グニの半(5と2の目)」しか知りませんが、それぞれあだ名のような呼び名があるそう(!)
そして「丁に掛ける方」は「札を縦にして場に置き」ますが、「半に掛ける人」は「札を横にして置く」と決められているそうです。
場を見れば、「丁方」が多いか「半方」が多いかが、すぐ判るようになっているのですね。(^_^)v
それを中盆(なかぼん)と呼ばれる役目の方が、大体半々くらいになるように・・・。
丁が多ければ、「半方ないか?」などの声を掛けます。
概ね揃ったら、いよいよこの台詞。
「丁半、駒揃いました。・・・勝負っ!!」
・・・という下りに、なるのですが、ここが壷振りサンの腕の見せ所☆
・・・壷を手前の方から開けては、サイコロの目を「壷振りサンが、操作をした!」と言われてしまう原因になりますので、まずはお客さん側の方から見えるようにと・・・壷振りサンは向こうから手前に向けて壷を開きます(!)
そこで勝負決まった訳で、中盆サンが勝った方に札を廻したり、負けた方の札を引き上げたりする訳です。
●ところで講談社発行、須賀原洋行氏の「よしえサンち」という漫画がありまして・・・☆
その中で、須賀原さんのお子さんが男ばかりの3兄弟で、次男坊のツッくんが紙を折ってサイコロを作ったなるお話がありました。
・・・私は、何しろ・・・パチンコも競馬もしない人なので、世間でいう「いかさまサイコロの実態!」の様子を、この漫画で初めて知りました・・・。 (^_^)v
「グラサイ」とか、あとサイコロを転がすテクニックである・・・「置きザイ」とか。
こんな怖しい世界には、絶対に首を突っ込まないようにしようとその時、心から思いました。(-_-;)
●ちなみに役者さん的には、「壷振り」は誰でも出来るのだそうですが★
「中盆」はとにかく呼び名(例の、ピンゾロの丁とか)などを、知っていなくてはいけません★
サイコロの目を揃えておいて、壺を開けるだけなら(!)何とかなるものの、壷を振って、賭けて勝負までを1カットで撮影するとなれば・・・何しろこの時代のヤクザさんですから(!)
「え~っとさぁ、この目の名前はナンだったっけかなぁ?」
・・・などと、周囲に尋ねる訳にも参りません★
バクチのプロのヤクザさんともなれば、一瞬で即応対。 (^_-)-☆
遊びに来る「親分衆」とか、「若い衆」なら良いのですけれど、中盆さん役を演じるのは、大変なのだそうです。
・・・こちらの番組は、6月(注:2006年当時)から放映になりますが。
こういった事を知ってから見ると、楽しみもいや増すというもの。
ぜひどうぞ、ご覧下さい♡ (^_^)/