3月に入ったというのに、まだ何だか寒いですねぇ・・・。
こんにちは、山野亜紀です。
前回、クイズまで出してみたこのエッセイですが、やっぱりと言おうか、そうね・・・って言うか。
クイズの回答メールは、一件も参っておりません。 (^_^;)
いやぁ・・・寒いなぁ・・・。 (^▽^;)
さて、大河ドラマの「新選組!」です。
いよいよ天然理心流の組手なども画面に現れたりして、幕末大好き!・・・という方は、燃えておられるようです。
なので次回の・・・このエッセイも、新選組絡みの物にしてみよう・・・と思いきや、林先生の、何気ない一言で(!)
「そろそろ、隠し武器なんてやってみないか?」
うーむ。
それに関しては、実は色々と考えていた・・・私なのですが。
隠し武器については実は、コーナーを設けてじっくりと・・・なーんて考えてみたり。
でも逆に、それやっちゃったら、あんまりにもちょっとコアかしら・・・などと心配もしてみたり???
親近感の持てるページ作りを、目指そう・・・!
蚊帳の外感覚の方にも読んでもらえるような、そんなHPにしていこう・・・!
そう・・・心に決めて来た私こと、山野亜紀なのですが★
決めた割にはちょっと、隠し武器ってのは、親近感の持てるものなのでしょーか??? (?_?)
ところで、実は極最近まで・・・実は私、隠し武器というのは、忍者ばかりが持っている奴だとどこか思い込んでいる処がありました。
・・・また「隠し武器」とはいわゆる・・・手裏剣であるとか、まぁそういった類の「飛び道具を指す物」とばかり思っていたんですね・・・。 (-_-;)
それをお話したところ、林先生は抱腹絶倒・・・!!
・・・HPを作る過程で痛感するのは、結構に私って、勘違いの多い女だったんですね・・・。 (^^ゞ
●隠し武器というのは、文字通り「隠し持っている武器」の意味で、飛び道具の総称という訳でも、忍者さん専用って訳でもないんです。
いざという時に身を守る為に。
・・・たとえば奇襲に遭ってしまい、もうどうにもならない・・・って時に、胸に一つ忍ばせている最期の、最後の身を守る為の隠したる手段の物だったんです・・・。
林先生曰く、
「あの宮本武蔵だって、まさかの為に、刀の他にちゃんと琉球古武術で使う手甲に棘が付いたような武器を隠し持ってたんだ」
そして女性の場合なら、着物に針を隠しておいて、もしもの時にそれで刺したり。
・・・たしかに、たとえ縫い針でも刺されたりしたら、飛び退きたくなるくらい痛いですよねぇ・・・。 (・ _・;)
●で、前回の答えなのですが・・・しっかし、誰も答えてくれないクイズって虚しい・・・・・・。 (^_^;)
まぁ、取りあえず例の・・・二股に分かれた、木の枝です。
写真の物は自然木に少し手を入れた物で、私もこれを見て・・・例にもれず。
「パチンコですか・・・???」
と、聞いてしまいましたが、そうしたら林先生は、たまらず二ヤリ(!)
「山野は、想像力が足らないぞ。・・・これは見ての通り隠し武器って奴だよ」
私の頭の中を、ハテナマークが飛びまくります・・・。
・・・これで一体、何するの??? (・_・;)
林先生は、再度二ヤリ。
「空手なんかは、拳を武器にする為に、何年も鍛錬をするでしょう・・・?」
私の脳裏に、拳や手刀で瓦を割っている空手家の姿が浮かびます・・・。
「はぁ・・・。あぁいうのをやれるようになるにはやっぱり、それ位は時間が掛かるんでしょうねぇ・・・」
「でも手に何か持っていれば、そんな修行はする事ないんだ。これは誰でも扱える隠し武器(鉄甲)なんだよ」
木の又の部分に、人差し指を掛ける | 木の又(手甲)のアップ | 正面から(うーん、私若いぞ・・・) |
●木の股に人差し指を掛けて普通に握ると、「拳の角」のように見えます。
私の心の中を駆け抜ける、一つの言葉・・・。
・・・これって、デンデン虫に似てるかも・・・・・・。
そんな私の呟きを余所に、林先生は嬉々として、それを使って見せてくれました☆
「こんなので突かれたりしたら、痛いぞぉ~♪」 (^。^)
・・・・・・・確かに。
例えば引ったくり(!)しようとした相手に不意に、こんな物で逆襲されたら・・・木の股は、結構硬い(!)し。
こんな物で顔でも目でも、体にだってそれで攻撃されたりしたら、痛いなんて物では済まないでしょうね・・・。 (^_^;)
「これは良いんだよー。持ってても武器だなんて、誰にも判んないし♫」
・・・そういえば、よく通販なんかで護身棒なんて売っていますよね?
でもあれって、持ち歩くには重いし、大きいです。
それに邪魔だし、今日危害に絶対に遭うと判ってたら(!)持って行く気になるかも知れませんが・・・。
でも、毎日持って歩くには・・・まぁ、女性には不向きです・・・。
●この木の股だったら、掌サイズなのでポケットに忍ばせておく事もOK!で、何かの時にはすぐに使えますし、重さだって僅かです♡
・・・そして林先生はまた嬉しそうに一言、付け加えて下さいました。
「これはしかもなぁ、マッサージにも使えるんだよ・・・☆」 (^_^)v
・・・足のツボマッサージにも、体のツボマッサージにも使える・・・???
「・・・・・・たしかにコレだったら、持つのは絶対に楽ですよねぇ・・・」
やろうと思えば、マッサージにも使えるかなぁ・・・などと考えながらも、私は木の股をしげしげと見つめました・・・。 (-"-)
林先生曰く、
「護身の目的で、下手に大きい物やそれっぽい物を持っていると、逆に今は過剰防衛と言われる時代だろう?」
・・・うーむ、確かに。
自分の身を守る為にした事が逆に、仇になってしまう裁判判決だってあります。
「なんだよぉ、そっちが来なかったらこっちだって、そんな事しなくて済んだのに・・・って奴ですよねぇ」
「そうそう。 何があるか判らないし。無きゃ無いに越した事ないけど、でも・・・こんなのが一番だよ、使うには」
つい、うんうんと頷いてしまう・・・土曜日の昼下がりでありました☆
●ところで、問題のこの・・・木の股ですが★(うーむ、何か身も蓋もないネーミングだな・・・) (^^ゞ
全日本刀道連盟の某・K氏が、その制作にすっかりとハマり込んでしまったらしく★
なんと買えば高い紫檀(したん:高級家具に使われる木材)のご立派な椅子を、全部バラバラにして、木の股を作り続けていると言う・・・。
それは林先生が彼に会う度に、一つ二つと増えていき。
・・・・・・また木製なだけに、磨けば磨くほどに味が出てしまう(!)そうで、その木目によってもまた、絶妙な変化が生まれてしまうのだとか・・・。 (^_^;)
K氏・・・。凝り性の男。
人生75年を過ぎてもまだまだ、お元気です・・・。
さて次回は、何にしようかな・・・。 また林先生の、鶴の一声かも★
・・・皆様のご質問を、このコーナーでは募集しております・・・・・・。