柔術とは「生死を含む武術」を指し、やわら(又は体術)などと呼ばれる、戦場における組み打ちの技の総称です。
戦国時代から徳川にかけて出来上がったとされていますが、竹内(たけのうち)流では、短刀(長さ30センチ以下の刀を指す)を想定した体術の事を小具足(又は腰の廻りの術とも)呼びます。
普通は小具足と言うと、鎧や兜を着けず、小手や臑を着けただけの装備の事を言いますが、得物は手の延長に持つ物で、そのベースには全て体術があります。
林は、1990年代にはすでに柔術の流派の一つである「大東流合気柔術」を稽古に取り入れて行っていました。
これらの柔術は、今も伝えられているその技を林が創始の殺陣のステップ「体捌きABC」を基に纏められています。