現代アクションとは、テレビでよく見る「殴り合いのケンカ」を踊りのように振り付けて、そこで殴る、蹴るなどのアクションやリアクションを無手(素手のこと)で行う稽古様式です。
ここで学ぶ手刀は空手のテクニックですが、他に使われている肘や蹴りの技術は護身用にも使えます。
・・・ただ現代アクションはあくまでも、お芝居ですから。
使われている技は現存しているけれども、それを見ている人には、相手を殴ったように、蹴ったように見せて、実はお互いには全く傷付けることはありません。
安全性の高いアクションとリアクションの基本を、ここで学びます。
現代アクションの稽古は、お互いの丁度良い間合い(距離感のこと)を探るのに欠かせない稽古であり基本で、ここで学んだ事は全てのアクションに通じます。
「基本技」と「1対1で行う稽古様式」がありますが、初めは1人で動きを覚えてから2人で行うと合理的です。
表技(右)が終ったら、次は裏技(左)でも稽古します。
こうする事で、右脳と左脳の活性化に繋がるのだとは、林邦史朗の好んだ言葉です。